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2017年センター試験:電卓不正の6人は勘違い? 検定は使用OK

2017/01/17

 1月15日に実施された大学入試センター試験で、北海道内の受験生6人が試験場への持ち込みが禁止されている電卓を使い、不正行為と認定された。これを報じた北海道新聞(1/17)によれば、関係者は「試験対策の事前講習や民間の簿記検定で電卓を使うことがあるため、勘違いしたのではないか」との見方を示している。大学入試センターは今後、所持品について周知を徹底するとともに、不正が起きた試験会場の状況も調べ、再発防止を図る方針だ。

 同センターによると、不正行為があったのは数学《2》の選択科目のうちの「簿記・会計」の試験。道内の大学の同じ教室内の6人が机上に置いた電卓を使用しているところを試験監督が見つけ、退出させた。6人は電卓を使用したことを認め、受験した全ての教科が無効となった。多数の商業科の生徒が受ける民間の簿記検定では電卓の使用が一部で認められいる。ただ、道内の商業高校では、受験生に対し、センター試験会場に電卓を持ち込めないと指導するのが一般的だ。

 

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