2016/01/16
大学入試センター試験は1月16日、全国693会場で2日間の日程で始まり、初日は地理歴史・公民、国語、外国語の試験が行われた。大学入試センターによると、受験者数は地理歴史・公民が45万7420人(志願者の受験率は81.1%)、国語が50万7241人(同90.0%)、例年最も受験者が多い外国語は53万636人(同94.1%)だった。
英語のリスニング試験では、一部の受験生がICプレーヤーの不具合を申し出るなどのケースがあった。このため、120会場で253人が再開テストを受けた。120人が受験した愛知県内の会場では、約5分間照明が消え、対応の協議のため約1時間半にわたり試験が中断するトラブルがあった。神戸市の神戸大の会場では、外国語の筆記試験中に運営側が誤って約10秒間、照明を消してしまうトラブルがあった。正規の試験時間を確保できなかったとして、受験者43人に再試験を希望するか意向を確認している。外国語のうち中国語では、選択肢で声調を表す記号に誤りがあった。